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20代 社会人の「なんかモヤモヤする毎日」
「こんなはずじゃなかった」
希望して入社した会社のはずなのに、毎朝の出社が憂うつで、モチベーションが上がらない。

このモヤモヤを、単なる怠けやワガママと決めつけることはできません。
この感情は自分の期待と現実のギャップ、上司や同僚との関係性、そして環境の相性など、複数の心理的・環境的要因が絡み合って生まれるものだからです。
今回の記事では、こういった20代の方が抱える仕事の不安や迷いに対して、転職エージェントによる無料相談を活用するという選択肢を紹介します。
今回記事はこんな方におすすめ
- 現在の職場に不安・不満がある
- 仕事に関して相談する相手が欲しい
- 上司の指示の仕方や、仕事の進め方に納得がいかない
- ブラック企業勤務だが転職活動を始めるきっかけが欲しい
- どのような転職エージェントが有るか知りたい
その他に、私が不動産業界にいたこともあり不動産業界に特化した転職エージェントの情報も記載しました。
希望して入社したのにモチベーションが上がらない理由は?
モチベーションが上がらない理由、やる気が出ない理由として、まず考えられるのは、
入社前に思っていた仕事と違う
といった「仕事の内容」についての不満です。
ただ、新卒またはそれに近い状態で、いきなり夢に見ていたようなプロジェクトを任される、といったことを現実に期待している人は少ないと思います。
そこで多くの人が、
いったんは目の前の仕事をこなしながら、経験を積み重ねていくことが大切
…のように考えますが、それとは別に「仕事の進め方」について不満を感じることがあります。
入社2年目のAさんの話:その①
今やっている仕事は元々やりたかったことではない。が、せっかく希望した部署に配属されたので、ここで頑張っていきたいと思っている。
ところが昨日の課長からの資料作成の指示は「とにかく明日までにまとめといて」と曖昧で、誰に見せるためのものなのか、目的も不明なままだった。
それでも、自分なりに工夫してグラフや図を挿入、期限までに提出したところ、
「全然ダメ。グラフなんか不要。こんな仕事ぶりでは他所では通用しないぞ」
と課長に言われた。
Aさんのその後:
こういったことが日常的に繰り返された結果、Aさんは自己肯定感が低下、「自分は上司の意を汲めないダメな人間だ」と思うようになった。
自己肯定感とモチベーションの関係について興味がある方は以下の記事もご覧ください。

曖昧な指示をする上司の真意とは?
上に書いたAさんの場合だと、期待通りの資料ができなかった責任について、少なくともその一部は上司にあるのは明らかです。
現代のマネジメント理論では「部下のパフォーマンスは上司のリーダーシップに大きく依存する」とされており、明確な指示と適切なフィードバックは、部下のモチベーションを維持する上で不可欠と考えられています。
しかし、一方で…
「具体的な指示をして、部下がその通り動いたのに上手くいかなければ、指示した自分の責任になる。曖昧な指示をしておいた方が、上手くいかなかったときに責任を逃れやすい」
残念ながら、現実にはこういった考え方をする人もいるようです。
そのような上司に対しての「理解してもらおう」「評価されよう」という努力は徒労に終わる可能性があります。あるいは頑張り過ぎたことで、自らの心を擦り減らしてしまうかもしれません。
曖昧な指示をする上司に対しては以下のような対処法もあるものの、まずは「自分を責めなくても良い」ことに気付くのが第一歩です。
ブラック企業を辞められない人の心理
上の例で取り上げたのは「上司の指示が曖昧で困る」という比較的、軽微(?)な問題点でした。
ですが世の中では、いわゆるブラック企業に勤務していて、自身の心身を守るためには明らかに転職すべきと思われる環境下でも働き続ける方がいます。
こういった方の場合はさらに
「お前なんかどこに行っても通用しない」
今まで職場で言われた言葉が暗示のように働いてしまい、転職する自信すら奪っていると推測されます。
また、人の心の中には変化を嫌う「現状維持バイアス」というメカニズムが備わっており、これも転職の決断を遅らせる要因になっていることも考えられます。
現状維持バイアスについては以下の記事もご覧ください。

無料相談で「第三者の視点」で問題を捉える
20代は、まだ自分の「得意・不得意」や「理想の働き方」がはっきりしていない時期です。
仕事が上手くいかなかったことについて
- 「やっぱり自分が悪い」と自分を責める
- 「会社や上司、先輩のせい」と周囲のせいにする
どちらの考えも間違いである可能性があり、答えを急ぎ過ぎるのは自分にとっても周囲の人にとっても良くはありません
こういった仕事やキャリアに関する悩み、および「自分は今の職場で働き続けるべきか」といった問題について、第三者の視点で整理してもらうのは非常に有効です。
そこで活用できるのが、転職エージェントが提供する無料相談です。
これらの企業は、求人応募する企業側から報酬を得ています。従って、転職希望者には料金の負担がありません。
また、相談はオンラインで可能のため移動時間を気にする必要も無く、タイパ・コスパの優れたサービスと言えます。
「無料相談」を受けるときに気をつけるべきこと
「転職エージェントって、面接をしつこく勧めてきそうで不安…」
そんな声をよく耳にします。ですが、実際はそんなに構える必要はありません。
活用する上での注意点は
「まだ転職するかどうか決めていない」
「改めて適性について考えたい」
など、最初にありのままの意思を明確に伝えることです。それによってエージェント側もそれに応じた対応をしてくれるはずです。
ケーススタディ:無料相談を受けたAさんの例
ここで、先ほどのAさんと転職エージェントに勤務するアドバイザーBさんの架空のやりとりを作ってみました。
やや文章が長いので折り畳み式にしてあります。

Aさんと転職エージェントとの初回面談:初めての気付き(クリックで開きます)
Bさん: 「Aさん、本日はお越しいただきありがとうございます。どのようなことでお悩みですか?」
Aさん:「実は、最近仕事へのモチベーションが上がらなくて…。上司はほとんど何も言ってくれませんし、ミスばかりで自信をなくしています。」
Aさんは堰を切ったように、ここ最近の鬱憤を吐き出しました。Bさんは一切口を挟まず、ただじっと耳を傾けていました。
Bさん: 「Aさん、大変お辛い状況でしたね。まずお伝えしたいのは、それはAさんのせいではありません。上司のマネジメント不足や、チームのコミュニケーションの問題が大きく影響している可能性が高いです。今の状況で自己肯定感が下がってしまうのは、自然なことです」
Aさんは、その言葉に驚きました。これまで誰からも言われたことのない言葉でした。
Aさん:「え、そうなんですか…? でも、やっぱり自分が能力不足なんだとばかり…」
Bさん: 「いいえ。Aさんのお話を聞いていると、むしろ向上心や責任感が非常に強い方だと感じました。だからこそ、期待に応えられない現状に苦しんでいらっしゃるのでしょう。もしよろしければ、これまでのAさんがどんな仕事で、どんな時にやりがいを感じていたか、詳しく聞かせていただけますか?」
Bさんの問いかけは、Aさんはこれまで自分がどんな仕事に喜びを感じ、どんなスキルを身につけてきたのかを振り返るきっかけになりました。
続いて、Aさんの2回目の面談です。
Aさんと転職エージェントとの面談2回目:自らの市場価値(クリックで開きます)
面談は2回目に進みました。Bさんは、Aさんの経験やスキルを棚卸しし、市場での評価について説明してくれました。
Bさん: 「まず、この規模の企業で法人営業を経験されているのは、非常に貴重な経験です。特に〇〇の業界知識をお持ちなのは強みですね。いくつかAさんの経験に合う求人情報をピックアップしてみました」
そう言ってBさんが見せてくれたのは、数社の企業情報でした。Aさんの現在の年収よりも高いものもあり、驚きを隠せませんでした。
Aさん: 「え、こんな求人があるんですか…? 僕でも応募できるんですか…?」
Bさん: 「もちろんです。Aさんが培ってきたスキルは、確実に必要としている企業があります。今の職場で言われた『通用しない』という言葉は、あくまでその企業、その上司の視点での話に過ぎません。Aさんの市場価値は、決して低くないんですよ」
この言葉は、Aさんに大きな衝撃を与えました。自分が「ダメな人間」だと思い込んでいたことが、いかに視野が狭かったかを痛感しました。同時に、「自分でも転職できる会社があるんだ」という事実は、Aさんの心に希望をもたらしました。
無料相談がもたらした心理効果
これらの面談はAさんに、自己肯定感の向上の他にも以下のような心理効果をもたらしています。
問題の客観視:
上司のマネジメント不足は自分のせいではないと知り、自分を責める必要がないという理解につながりました。
インポスター症候群からの解放:
インポスター症候群は自分を過小評価してしまう心理状態です。自分の能力や成果を過小評価し、成功を運や偶然のせいだと考えてしまいます。反対に能力の低い人が、周囲の人の能力の高さを理解できないために自分を高く評価してしまうことを「ダニング・クルーガー効果」と言います。
選択肢があることの安心感:
自分には転職という選択肢があることを知り、先の「現状維持バイアス」のストレスからの解放につながりました。
なお、この記事の目的は、仕事について悩みを抱えている方に、いたずらに転職を勧めるというものではありません。
それまで抱えていた悩みを一歩引いた視点で眺められるようになったうえで、転職しないという判断をするのも、もちろん1つの選択です。
以下に転職エージェントの紹介を掲載します。
ここまで書いたように、単なる「転職のため」だけでなく、是非「自分のキャリアを見直す手段」として活用してみてください!
転職エージェントの紹介:その①
ここで転職エージェントをいくつか紹介します。
各エージェントごとに提供するサービスの違いがあり、かつ人対人のやり取りであるため担当者による対応の違いも発生します。いずれにしても先に書いたように「転職を急いでいない」など最初に希望を明確に伝える様にしてください。
また、転職を本気で検討する場合は複数のエージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェントの紹介:その②不動産業界 特化型
不動産業界、特に営業職では年収1000万円も夢ではありません。営業職以外でも、契約に関わる宅建士や事務職など様々な職種の求人があります。
ちなみに本記事の執筆者は不動産業界の経験者です。不動産業界のリアルに興味がある方は以下の記事もご覧ください。(不動産会社の内情が分かるため、住宅購入を検討している方にも役立つかと思います。)


よくある質問&疑問(FAQ)
本記事を最後までご覧頂き、誠にありがとうございます。
内容に関して、想定される疑問点およびその対処法についてFAQ形式でまとめました。